使い方のノート · 2026年10月5日
2つのCSVを照合する手順:金額差・欠落・重複IDを見分ける
合計金額だけでは見落とす違いを、5つの架空IDで確認します。練習用CSVと期待結果付き。
まず比較する単位を決める
注文一覧と別システムの出力を照合する場合、同じ注文を表すIDと、同じ意味の金額を選びます。税込と税抜、注文総額と手数料控除後の金額、出力期間の違いを先に確認してください。意味が違う列を比較すると、正しいデータでも不一致になります。このガイドは架空の注文IDと金額を使った練習です。
練習用の2ファイル
練習用CSVと期待結果をダウンロード(ZIP)。プログラムやマクロは含みません。左・右とも見出しは「注文ID,金額」です。元ファイルを保存し、IDの先頭ゼロを文字列として扱います。
左:0001,1200 / 0002,2500 / 0003,980 / 0004,100 / 0004,100 右:0001,1200 / 0002,2400 / 0005,300 / 0004,200
期待する結果は5種類
| ID | 左 | 右 | 確認結果 |
|---|---|---|---|
| 0001 | 1200 | 1200 | 一致 |
| 0002 | 2500 | 2400 | 金額不一致(左−右=100) |
| 0003 | 980 | なし | 右に存在しない |
| 0004 | 100が2行 | 200が1行 | キー重複 |
| 0005 | なし | 300 | 左に存在しない |
左の合計は4,880、右の合計は4,100、差は780です。ただし、この合計差だけでは0002の100差や0004の重複を区別できません。0004は合算すると200対200になりますが、重複IDの確認が必要です。欠落は金額ゼロとは別の状態として扱います。
手作業でも使える確認の順番
- 比較する期間・金額の定義・IDの形式を合わせる。勝手な空白除去やゼロ補完はせず、変換するならルールを残す。
- 左右それぞれで同じIDが複数行にないか調べる。明細行が複数になる仕様なら、注文ID以外の列も使うか、合算ルールを決める。
- 左右すべてのIDの集合を作る。左側だけを起点にすると、右側だけにある0005を見落とす。
- 片側だけのIDを欠落として分類する。両側に1行ずつあるIDの金額を比較する。
- 差額・欠落・重複の各件数と、元ファイルの行数・合計を記録する。不一致の原因は作成元に戻って確認する。
CSV照合ノートで試す場合
有料のCSV照合ノートは、ZIPを展開してHTMLを開き、左右のCSV・文字コード・キー列・金額列を選んで照合します。このサンプルではUTF-8、キー「注文ID」、金額「金額」を選びます。CSVはPC内で処理します。無料サイトの変換・結合ツールには照合機能はありません。
買い切り1,980円(掲載時点)。カンマ区切り、UTF-8/Shift_JIS、各5MB、キー1列・金額1列、小数点2桁まで。Excelブックや複数列キーは対象外です。重複IDは合計が一致しても確認対象になります。独自の合算・複数列キーが必要ならCSV自動化の見積り相談で、個人情報を除いた架空サンプルと処理ルールをお知らせください。
検証した範囲
掲載した架空データの行数・ID別金額・合計・期待分類を確認しています。実際の注文、売上実績、顧客データではありません。AIの制作補助を使用しました。すべての業務仕様や端末での動作を検証したものではありません。